工事を行なうときに避けられないのが、騒音、振動です。
建築現場に携わる者としては、近隣の方に迷惑がかからないように気をつかうところですし、
工事をしている近隣の方からすると、迷惑に感じたり、中には体調が悪くなったりといろいろな不安がつきまとうこともあるようです。
環境省が定めている騒音や振動に関する法律のなかでもよく出てくる
【騒音レベル】についてご紹介します。
【騒音レベル】
騒音レベルとは、騒音計で測定して得られた値のことをいいます。
単位は日本では「ホン」あるいは「デシベル(dB)」を用います。
人間の耳で感じる音の大きさは、同じ物理的な強さでも、低周波の高低により異なった大きさに聞こえる性質があります。
測定にあたっては、人間の耳に感じる音の大きさに近いように聴感補正した騒音機を用いて測定します。
一般の環境に存在する騒音は、時間変動性に着目すると、定常騒音、変動騒音、間欠騒音、衝撃騒音などに分類できます。
それぞれの騒音特性を考慮して、時間的騒音レベル、等価騒音レベル、騒音レベルの最大値、単発騒音暴露レベルなどの方法から適切なものを選択します。
宗松潤一郎(宗松組 役員)
<宗松組ホームページ>
http://munematsu.com
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